EC利用者のスマホシフトが加速。「第9回ネットライフ1万人調査」

みなさんこんにちは。生活者と小売の未来研究会の和田康彦です。


企業が繁盛・繁栄していくためには、時流に適合していくこと、つまり変化に対応していくことが最も重要です。それでは今日も、時流を読み解くデータを見ていきましょう。


日本経済新聞社が全国16~80歳の男女1万275人を対象にした「第9回ネットライフ1万人調査」によると、消費者がネット経由で買物する割合が大幅に増えていることがわかりました。


ポイント①ネット経由の消費額は年間18万2000円で前回調査より11.6%増

☛新型コロナウイルス感染防止のための外出自粛による巣ごもり消費によってネット通販利用者が増加


ポイント②消費全体に占めるネット経由の割合は18.9%(前回より1.5ポイント増)


ポイント③パソコン経由は前回調査より1.9ポイント減少の10万7000円、スマホ経由は、35.6%増の6万4000円

☛スマホ経由はネット消費全体の35%、キャッシュレス決済などを背景にスマホ移行が進んでいる


ポイント④ネット購入が増加している商品:

IT製品・家電製品、書籍・CD、贈答品、食糧品、飲料

ネット購入が減少した商品

旅行関連、チケット類(新型コロナウイルスの影響)


スマートフォンを利用した買い物は、今後もますます増えていくことが予想されます。ネット通販、SNS対策などスマホシフトに舵を切りましょう。

生活者と小売の未来研究会〈Lifevaluelab.〉

小売業は、生活者の心と暮らしを豊かにする「幸せ創造業」です。未来の予測が難しいニューノーマル時代こそ、揺れ動く生活者の気持ちにしっかり寄り添い、自社の専門DNAを軸にして「顧客が求める価値」を提供していくことが生き残りの鍵を握っています。さぁ、私たちと一緒に、生活者も小売業も共に成長し幸せになる未来を研究・創造していきましょう。

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