社会的証明、好意、権威、希少性、4つの影響力を武器にしよう。

みなさんこんにちは。生活者と小売の未来研究会の和田康彦です。


ロバート・D・チャルディーニという人が書いた「影響力の武器」という本には、人を一定方向に誘導するためのテクニックが解説されています。


① 社会的証明

自分の判断より、多くの人の評価を基準に行動してしまうこと。購買決定時に自分だけできめられるのは全体の5%、残りの95%は周りに影響されるといわれています。「今、売れています」「興行収入第一位」などの宣伝文句やネット上のレビューはこの「社会的証明」に当たります。


② 好意

自分が好意を持っている人の考え方や、薦めるものを受け入れてしまう習性を人間は持っています。好感度の高い人気タレントのCM起用は、まさに人の持つ「好意」を利用したものです。


③ 権威

「皇室御用達」「ミシュラン三ツ星」「MBAを取得」などが代表例です。人は権威に弱く、肩書だけでなく、その人の服装やしゃべり方にも影響されます。


④ 希少性

「今を逃したらもうチャンスはない」と思うと人は行動します。期間限定、数量限定、場所限定などの希少性に人は価値を見出します。


いかがでしたか。4つの影響力の武器。あなたのお見せでも今日から活かせそうですね。

生活者と小売の未来研究会〈Lifevaluelab.〉

小売業は、生活者の心と暮らしを豊かにする「幸せ創造業」です。未来の予測が難しいニューノーマル時代こそ、揺れ動く生活者の気持ちにしっかり寄り添い、自社の専門DNAを軸にして「顧客が求める価値」を提供していくことが生き残りの鍵を握っています。さぁ、私たちと一緒に、生活者も小売業も共に成長し幸せになる未来を研究・創造していきましょう。

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