環境変化にスピーディーに対応することこそ、小売業生き残りのカギ。

みなさんこんにちは。生活者と小売の未来研究会の和田康彦です。


今日は、カインズホームに日用品の買い出しに行ってきました。

2月にリニューアルオープンした店内でいちばん大きく変化していたのがDIY売り場の拡張です。


新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、巣ごもり需要が注目されていますが、その中でもDIY関連商品は大きく伸びています。そのような環境変化に柔軟にスピーディーに対応しているカインズホームは、流石です。


また、ネット商品を店頭で受け取り出来るPicUpボックスも新たに設置。店舗とネット通販を融合させてお客様の利便性を高める取り組みにも積極的です。


小売業でも飲食業でもお客様の価値観や消費行動の変化に合わせてスピーディに対応することが重要です。まさに変化対応業です。

このところ、新型コロナウイルスの感染防止対策など、後手に回ってお客様からの信頼を損なっているお店の多くみられます。

お客様に安心してもらい、信頼を得るためには今何をすべきなのかを最優先に考えて行動していきましょう。


そういえば、先日ランチをいただいたお店では、感染防止のための一枚の厚紙をいただきました。説明通りに折り曲げていくと、簡易の扇子が完成。食事中の会話の時に、この扇子で口を覆うことで飛沫を防止するというものです。厚紙には、無いよりもイイかも〈マナー扇〉と書かれています。ちょっと粋な計らいにこのお店のセンスを感じました。

生活者と小売の未来研究会〈Lifevaluelab.〉

小売業は、生活者の心と暮らしを豊かにする「幸せ創造業」です。未来の予測が難しいニューノーマル時代こそ、揺れ動く生活者の気持ちにしっかり寄り添い、自社の専門DNAを軸にして「顧客が求める価値」を提供していくことが生き残りの鍵を握っています。さぁ、私たちと一緒に、生活者も小売業も共に成長し幸せになる未来を研究・創造していきましょう。

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