アイウエアブランド「JINS(ジンズ)」に学ぶ、地域共生を目指した新しい店づくり。

みなさんこんにちは、生活者と小売の未来研究会の和田康彦です。


眼鏡販売JINSは、創業の地である群馬県前橋市に地域コミュニティのハブとなることを目指した新施設「JINS PARK(ジンズ パーク)」を2021年4月29日(木・祝)にオープンしました。


この施設には、アイウエアブランド「JINS(ジンズ)」のほかにも、飲食事業として新たに展開するベーカリーカフェ「エブリパン」を併設。

誰もが自由に使用できる屋外広場や、施設内にも大階段や屋上テラスなど広々とした空間を設けることで、地域に新しい交流が生まれる場をつくるなど、JINSが地域と共生することを目指した新しい店舗形態となります。


施設名の「PARK」には、公園のように「みんなの場所」を目指すという想いを込めており、施設内外には地域住民が自由に使える広場を複数設けるなど、一つの空間で様々な価値が融合する空間となっていまます。


「JINS PARK」では、新たな飲食事業となるベーカリーカフェ「エブリパン」をオープン。「エブリパン」というブランド名には、みんなが愛する味を、いつも出来立て、作り立てでお届けしたいという想いが込められていまます。


メニューは、どこか懐かしさを感じる味の約60種のパンを提供。群馬県産小麦や地元の新鮮な素材にこだわった総菜パンを中心に、定番の焼きたてパン「いつものパン」や、オーダーが入ってから調理を開始する「とくべつパン」をラインアップ。アイウエアに留まらず、食を通じた顧客同士のコミュニケーションを提供し、生活を豊かにすることを目指しています。


モノを売るよりも、人々が集う居心地のいい空間作りを優先しているJINS PARK。田中仁CEOの地元への愛が感じられるプロジェクトです。オンライン全盛の時代、ネットでは味わえない“つながり”が生まれる場所に育ってほしいと思います。


生活者と小売の未来研究会〈Lifevaluelab.〉

小売業は、生活者の心と暮らしを豊かにする「幸せ創造業」です。未来の予測が難しいニューノーマル時代こそ、揺れ動く生活者の気持ちにしっかり寄り添い、自社の専門DNAを軸にして「顧客が求める価値」を提供していくことが生き残りの鍵を握っています。さぁ、私たちと一緒に、生活者も小売業も共に成長し幸せになる未来を研究・創造していきましょう。

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